こんにちは〜ホルンパートのひら子です。
残暑厳しい折、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
はじめに
突然ですが、秋が近づいてきますね!
実は中の人は秋生まれ。夏バテを乗り越え、なんでも食べ物が美味しく感じられる秋、日本の四季の中でも特に景色が鮮やかな秋、夜長についつい本を読みすぎて夜更かししてしまう秋…四季の中でも秋は春に次いで好きです(一番じゃないのかよというツッコミが聞こえてきそう笑)
そして忘れてはならない「音楽の秋」!今日はそんな秋に聴きたい曲を紹介します。
秋に聞きたい吹奏楽曲3選
September
まず、「秋」と聞いて真っ先に思い浮かぶのがこの曲。原曲はEarth,Wind&Fireのファンクソング。 キャッチーなメロディに思わずお耳が中毒になります。
吹奏楽でも様々なアレンジで広く演奏されている曲です。東久留米市民吹奏楽団でも、2019年夏の滝山前沢祭りで演奏しました。
ですがこの曲、実は秋の曲ではないんです。なんという出オチ感…笑
“Do you remember
“September” by Earth, Wind & Fire
the 21st night of September? “
“Now December found the love
that we shared in September. “
歌詞にもある通り「9月の恋を思い出している12月の歌」なんですよね本当は。
でも楽しいので良しとします。
バレエ「四季」より 秋
ロシアの作曲家、グラズノフのバレエ音楽が原曲。バレエの中でもプロットレス・バレエという物語のないバレエ、つまり「音楽を可視化した」作品です。登場するのも人ではなく、「雪」とか「そよ風」とか「花」とか……かわいい。
ロシアには冬しかないと思っていた無知な中の人にとっては衝撃的だった曲です。冒頭の旋律を聴くと秋の実りを祝い、人々がくるくる踊り回る様が目に浮かびます。行かずしてロシアの秋の風景をお腹いっぱい味わえる素敵な一曲です。
稲穂の波
作曲者は福島和弘氏による吹奏楽オリジナル。1998年全日本吹奏楽コンクールの課題曲です。中の人が高校生の時に初めて耳にしたのですが、聴き終わった時に思わず「日本に生まれてよかったー!」と感じたのを覚えています。テンポの取り方、ダイナミクスなど、試される部分が多いところはさすが課題曲だなと感じる一方、旋律に物語性があり日本人のDNAに訴えかけるような郷愁を覚える構成に、いい意味で課題曲っぽさがない、吹いても聴いても大満足な一曲なのではないでしょうか。一度はやってみたい曲です。
おわりに
いかがでしたか? 秋をテーマにした曲はまだまだ世界中にたくさんあります。秋の曲を手元に、音楽の秋を是非楽しんでみてください。
最後までお読み頂きありがとうございます。東久留米市民吹奏楽団では、現在全パートで団員を募集しております。もちろん四季の中で秋が一番好きな方も大歓迎です。詳細は「東久留米で吹奏楽をやりませんか?」のバナーをクリック!