ベースラインがカッコいい吹奏楽曲10選

はじめに

こんにちは、Shisui HP担当です。先日、滝山・前沢みんなの祭りが終わりました。お越しいただいた皆様、参加してくださった皆様、誠にありがとうございます。大盛況のうちに終わりました…..が未だに余韻を引きずっているHP担当がおります。何故か?だってこれ聞いてくださいよ。

September

TJB-13-001 September/セプテンバー〔熱帯JAZZ楽団吹奏楽アレンジ〕

先日の滝山前沢みんなの祭りで演奏した、Septemberです。。何?サックスがかっこいい? いやいや、そこじゃないですよ。ベースライン(低音のフレーズ)超かっこよすぎませんか?このファンキーなベースラインが、聞いていて最高に気持ちが良いです。(Septemberについて紹介した記事はこちら)

ここぞとばかりに低音勢がすっごい元気に吹いていて微笑ましいです。 そんな低音勢の姿を見ていると、ベースラインが吹きたいが為に、低音楽器に移りたいと思うことがしばしばあります。 (自分のパートも愛していますよ!)

ベースラインが光るポップス曲の吹奏楽アレンジ10選

ということで今回は、ベースラインが光るポップス曲の吹奏楽アレンジを紹介していきます。冒頭のSeptemberも含めて10選。是非楽しんでいってください。また、チューバやエレクトリックベースなど、低音が充実している団体さんの選曲の参考にでもなれば幸いです。

Birdland

Birdland / Josef Zawinul バードランド 村田陽一&龍谷大学吹奏楽部

一曲目から渋い選曲ですが、ベースラインを語る上で、やはりジャコパスウェザーリポートは避けられないと思うんです。有名度で言えばThe Chickenだと思いますが、それを選ばなかったのはせめてもの意地みたいなものです。ちなみにHP担当が一番好きなウェザーリポートの曲はTeen Townです。特に8:30のライブ版は最高にカッコいい。

Ai No Corrida(愛のコリーダ)

【吹奏楽】愛のコリーダ

ずっと同じベースラインのパターンと思いきや、サビからはグルーヴィーなベースライン。「THE オトナな音楽」という感じですね。ちなみに、このアレンジを手がけたのは、若かりし頃の久石譲氏。調性は違いますがクインシージョーンズのカバー版の雰囲気を損なわずに、吹奏楽に落とし込んだ名アレンジだと思うのは私だけでしょうか。

Japanese Graffiti 12

Japanese Graffiti XII 12

この曲はShisuiの第31回定期演奏会で行いました。前半の銀河鉄道999(TV版)の部分のベースラインがキレッキレです。エレクトリックベース以外にも、Tubaも同じような動きをしているので、大変そうだなーと思いながら聴いておりましたが、このベースラインがあってこそ、曲に色っぽさが加えられる気がします。

I want you back

《少人数吹奏楽》アイ・ウォント・ユー・バック【I Want You Back】(M8ウィンドオーケストラ)

Jackson Fiveの名曲です。大体はABCの曲と言えば伝わる曲です。ちなみに….

I Want You Back – The Jackson 5

こちらが本家本元のJackson 5のI Want You Back。歌っているMichael Jacksonなんと当時10歳!とんでもない逸材ですね….タイトルっぽいことを話すと、ベースを担当している、ジャーメインジャクソンは、当時SGベースを弾いています。

Flamingo

WSJ-19-017 Flamingo/米津玄師(吹奏楽J-POP)

ほぼ冒頭のリズム通りにベースラインが進行していきます。米津玄師はベースラインがいいアクセントを決めてくれますよね。その中でもFlamingoは、単純なリズムなのにも関わらず、ベースラインについ耳を傾けてしまう、一番のお気に入りベースラインです。ちなみに、原曲はギターのカッティングも負けないくらいかっこよいけど、諸事情によりリンクは省略(笑)

Beat it

《吹奏楽ヒット》Beat it/マイケル・ジャクソン

冒頭を聞いただけで、MJだってなりますよね。かっこいい。4拍目の裏からのこのリフ考えた人凄い。ちなみに、原曲でギターを担当しているのは、ヴァンヘイレン。ソロを聴いただけで、彼が弾いていると分かるくらいの個性が光るのも凄いです。

Another One Bites The Dust

【吹奏楽】Queen「地獄へ道づれ Another One Bites The Dust」(John Deacon)

Queenの名曲。実はこの曲が一番のヒット曲でした。この曲を作曲したディーコンが弾いているのは、Musicman Stingray。チョッパーがよく弾くベースという印象でしたが、ゴリゴリベースサウンドはよい意味で、スラップをしなくてもかっこよい。この天野正道氏編曲のこの曲も、ゴリゴリ系のサウンドで弾いたら、吹奏楽のポップスもカッコいいじゃん、ってなる気がします。

宇宙のファンタジー

【吹奏楽】宇宙のファンタジー

これは冒頭のSeptemberと同様EW&Fの曲でした。昔のニューサウンズインブラスは、ギターとベースが当たり前のように入っているので、より音楽の幅が広がっているような気がします。ちなみにこの曲も久石譲氏の編曲。ジブリを手がける前までは、ニューサウンズインブラスのアレンジャーもやっていたのですね。

Thriller スリラー

Thriller by Rod Temperton/arr. Paul Murtha

最後はスリラー。気づいてみれば、MJが3曲も入ってしまいました。
世界共通でついつい踊りだしたくなる曲だと思います。ベースラインがゴリゴリ聞こえてくるくら、Tuba10本くらいで演奏してみたいです。さすがに世界一を売り上げた曲だけあって、ベースだけはなく、どこを切り取ろうが、アレンジしようがクールですね。

最後に

普段、Tubaや低音勢はどうしても影に隠れがち。ましてや、E.Bassなんて全日本吹奏楽コンクールでの使用を禁止されてからというもの、吹奏楽で使用される頻度がグッと下がってしまいました。しかし、こういったベースラインがあってこそ成立するような曲を演奏することで、低音勢の活躍の機会を少しでももらえたら嬉しいな、と思います。


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