定演特設ページ:「第三部」の魅力とは? | 東久留米市民吹奏楽団

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こんにちは!Sisui HP担当です。演奏会特設ページにようこそ!こちらでは、チラシや演奏会情報では分からない、第30回演奏会の詳細や、演奏者の意気込みなどを、複数回に分けて紹介していきます。今回は、「第三部」の魅力!さっそく詳しく聞いてみましょう!くる子ちゃーん!!

第5回 「第三部」の魅力とは?

こんにちは!くる子です!
もうすぐ七夕ね!
織姫と彦星の超長距離恋愛
川のあちらとこちらって言うけど、宇宙だからね!もんのすごく離れてるからね!
ロマンチックだわー
切ないわー
…。
くる子さん、残念ながら織姫と彦星は恋人同士ではなくて夫婦ですよ。
しかも二人が会えないのは遠距離恋愛ではなくて、働き者の二人が結婚した途端にお互い相手にズブズブにはまって全く働かなくなっってしまって、怒った神様が二人を働かせるために別々にしたからなのですよ。
一年間まじめに働けば年に一度7月7日にだけ会えるんです。
えぇー!なにそれ!
離れ離れの理由が仕事サボりの罰とか違う意味で切ないわー
しかも強制的に!
シビアだわー
…。
くる子さんキャラ変わりました?
七夕の伝説は世界各地にあるのですが、日本で有名なのは中国発祥の織姫と彦星の物語ですね。
第三部では、ローマの松の他にこの七夕伝説をもとにした曲も演奏します。
とても素敵でロマンチックな曲ですよ。
わー!ロマンチックな曲大好きなんですよー!
今回私たちが演奏するのは西邑由記子さん作曲の「星の船」です。織姫と彦星のために、一年に一度だけ天の川を渡る星の船を題材にした美しい作品ですよ。
そうだったんですね!
やっぱりロマンチックだわー
私もロマンがほしいわー
Sumiちゃんみたいにローマの素敵な男性と恋に落ちたいわー

え?私そんなこと一言も言ってませんけど…

ローマの旅かー…
私もイタリアのステキな男性と情熱的な恋をしてみたいわー
そしてローマの松の木の下で愛を語るの!
あぁ、ローマの松、ステキだわー

…。
私とローマの話をしたくる子さんと今日のくる子さんて別人ですよね?

…。
くる子さん、残念ながらローマの松はそういう曲ではありませんよ…。
交響詩「ローマの松」はイタリアの作曲家、オットリーノ・レスピーギによる1924年の作品です。
子供達が遊ぶ公園、深夜の墓地、夜明け前の丘、夜明けの大通り、これらの四つの風景が表現されていて切れ目なく続けて演奏されます。

いろいろな風景が表現されているんですね!

そうですね、最初の曲のボルゲーゼの松では公園で遊ぶ子供たちの童謡や戦争ごっこの音が聞こえてきます。次のカタコンベの松で聞こえてくるのは墓地の亡霊の嘆きや天使の声。その次のジャニコロの松では月明かりに照らされる静かな丘や夜明け前のナイチンゲールのさえずりが。そして最後のアッピア街道の松では古代ローマ軍の凱旋行進が現れます。

うわー!すごいですね!
ますます楽しみになってきましたー!
私はSumiちゃんみたいにローマの旅には行けないけど、この曲でローマの風景を皆さんにお届けできたらいいなー

東久留米市民吹奏楽団30周年の演奏会の最後を飾るのにふさわしい素晴らしい曲です
豪華絢爛な音絵巻をお楽しみいただけますよ

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